KIHINKAN
KYU FUKUOKAKEN KOKAIDO
日 時 |
6月9日(土)19:00開演(18:30開場)<予約チケット販売締切>6月9日(土)18:45 |
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テーマ |
トヨダヒトシ「映像日記/スライドショー」第1夜《NAZUNA》(2004-2018) |
定 員 | 30名(要予約) 満席となりました |
内 容 |
第1夜 6月9日(土)《NAZUNA》(2004-2018 / 90min. / 35mm slide film / silent)9.11.01/うろたえたNY/11年振りの秋の東京を訪れた/日本のアーミッシュの村へ/アフガニスタンへの空爆は続く/ただ、/やがて来た春/長くなる滞在/写真に撮ったこと、撮れなかったこと、撮らなかったこと/白く小さな/東京/秋/雨/見続けることある夏のブルックリンの裏庭から始まる、1年数ヶ月の日々を綴った長編スライドショー。***写真家トヨダヒトシ(1963- )は、20年以上にわたりニューヨークを拠点に自身の日々の生活の中で写真作品の制作に取り組んできました。その発表方法は、スクリーンに投影するスライドショーのみ。数百枚にものぼる35mmフィルムのスライドは、トヨダ自身が操作するアナログの映写機によって静かに投影されていきます。写真を印画紙に焼き付ける方法をとらないトヨダの作品は、写真というメディアについて今一度立ち止まり考える手がかりにもなることでしょう。「闇に挟まれながらスクリーンに現れる“像”は手を伸ばしても掴むことは出来ず、日々の中での失敗やよろこびのように、時間に押し流され消えていく。」 (トヨダヒトシ)トヨダは、スクリーンに映る写真と写真の間の一瞬の「闇」にも目を向けてほしいといいます。投影される写真、闇、そして時折はさまれるテキスト。それらの連続で綴る、ニューヨークと日本での日々。この度、数ある作品の中から、2001年に起きた、9.11ニューヨーク同時多発テロを端緒とする《NAZUNA》(2004-2018)、その続編ともいえる《spoonfulriver》(2007-2018)の2作品を上映。今宵、歴史ある重要文化財・旧福岡県公会堂貴賓館は、時間、場所、記憶が交わる空間となることでしょう。 (福岡県立美術館学芸員 岡部るい)***主催 株式会社 日比谷花壇協力 専門学校九州ビジュアルアーツ企画協力 福岡県立美術館***掲載画像は、福岡県立美術館での上映風景(2016) |
参加費 |
1日券:1,500円(税込)2日間セット券(ワンドリンク付き):3,000円(税込) |
お問い合わせ先 | 貴賓館 TEL.092-751-4416 FAX.092-707-3702 |